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ひとりごと
ビー玉のつまった宝石箱
6月15日は、宇治川の川開き
それをずっと待っていたかのように雨があがりました
乗合船に乗船の方、先着60名に鮎の塩焼きなどが用意され
宇治茶レディたちによる宇治茶が無料で振舞われていました
さすが観光地 宇治…ゴミ箱もこうしておけば分別もでき、散らかりません
宇治ご当地キャラ「チャチャ王国のおうじちゃま」にジャンケンで勝つと
プレゼントがもらえちゃうイベントも行列ができていました
いよいよ乗船の準備ができたようです
足もとの悪い中、ぞくぞくと乗船されていました
宇治川の鵜飼安全祈願 神事
宇治川の鵜匠は、2人…いずれも女鵜匠(全国でわずか6人)
鵜匠は、風折烏帽子【かざおりえぼし】(篝火から髪の毛を守るため)
を被り、漁服【りょうふく】や胸あては、明るい色の服は鵜の恐怖心を
煽るため暗い黒や紺色、腰蓑【こしみの】は水しぶきを払い、体が
冷えるのを防ぎます
鵜飼いの歴史は古く、『日本書紀』や『古事記』にも記されています
その一方で、鵜飼は漁獲効率のよい漁法ではないため、明治維新後、
鵜匠の保護政策もなくなったことなどもあり衰退していきました
鵜飼とは、鵜飼漁(古代漁法)で、鵜船の舳先で焚かれる篝火の光に
鮎が驚き、動きが活発になった鮎は、鱗がその光に反射することで
鵜に捕えられます
鵜の喉には紐が括られており、巻き加減によってある大きさ以上の鮎は
飲み込むことができなくしているるため、小さい鮎は鵜の胃袋に入ります
楚々として凛としたその手縄【たなわ】のさばきに観光客は魅了されます
「ホーウホーウ」と威勢のよい鵜匠のかけ声と船縁をバンバンと叩く音、
水中と鵜匠の手元を何度でも行き来する鵜を真近で見ることができます
こちらの篝火の下には、よく見ると鵜でなくマガモの群れでした(笑)
日没前のほんの一瞬でしたが、宇治川が赤く赤く染まりました
岐阜長良川などの鵜飼は、宮内庁式部職である鵜匠によって行われ
世襲制となっているそうですが、ここの女鵜匠は、宇治市観光協会の
職員として日々働き、鵜の世話もされています
今年も宇治川の鵜飼が始まりました
9月23日(月)まで3ヶ月余りご覧いただけます
◆詳しくは、宇治市観光協会まで
| 京都 | 00:55 | comments(0) | trackbacks(0) | ▲
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